Rieさんの場合



ブログ( 凹凸コンビと過ごすひととき )

(以下、原文のまま掲載させて頂きました。)
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【病院選びの後悔】

フラットを迎えたのは2003年11月16日日曜日の夕方。
ペットショップでの一目惚れでした。
前日まで風邪でお店には出ていなかったということなのでまさに運命だと思いました。

しかし連れて帰ってきた翌日から変な咳と下痢。
お店で紹介してもらった動物病院へ行くことになったんです。

我が家にはフラットを迎える前に柴犬がいました。その柴犬がかかっていた動物病院がお店のリストにはなかったんですがこの時は病院って何処でもそんなに大差ないだろうと思っていたこともあり、お店の紹介でもあるし家からも近かいからということでも紹介してもらった病院へ。

初めて子犬から育てるという不安、前にいた柴犬では経験したことがなかったため犬が病気ってどんなんだろうという漠然とした不安。不安だらけで行った診察室で3日間書きとめておいたメモを見ながら症状を伝えたのですが、それには答えず獣医から言われた言葉『こんなんじゃダメだよ!熱も高いし死んじゃうよ!』と便のことを聞いても『全然ゆるい!!ダメダメ!』ととても強い口調で言われました。

ショックであと何を聞いたかはあまり覚えてはいませんがとにかくお医者様の言う事を聞いて1日でも早く治して上げようと思ったことだけは覚えています。

一番可愛い盛りにサークルから出せず遊んであげることも出来ない。早く良くなるようにと薬を飲ませようとしても嫌がって飲まない。それを病院で言えば頭を押さえて口の横から無理矢理にでも注射器で流しいれてくださいと。飲まなきゃ治らないんだからと。

しかしなかなか上手くはいきませんでした。信頼関係なんてすっかり失ってます。それでも治す為ならと頑張っていました。無理矢理飲ませていたお薬のおかげ?で便の方はよくなってきましたが、咳は一向おさまらないフラット。何でなんだろうと思いつつも3回目の予防注射を打つまでは費用はお店側の負担だったため、疑問を持ちつつも通い続けました。その理由としてまず費用がお店の負担であったこと。保障の範囲内ということですよね。そして医者の言う事に間違いはないだろうという思いがあったからです。

しかしどう考えても治らなさ過ぎでは?と思い始め保障云々、費用云々ではなく早く治してあげたいと思い以前通っていた病院に変えようかと考え始めたころようやく症状に改善が見られてきました。

私たちの考え方、接し方にも変化があったとは思います。最初のころは分からないことばかりでとにかく神経質になっていましたから。今考えればそんな私たちの思いが全てフラットに伝わっていたのでは?と思います。
人間だって多少の咳をすることだってお腹が痛いことだってあるじゃないか。とおおらかな気持ちで接して上げられるようになっていたこと。
安静にといっても3、4ヶ月の遊びたい盛りの子犬をずっとサークルに閉じ込めておくことはかえって精神的によくないだろうとお部屋の中ではある程度気分転換も出来るようにしてあげたこと。途中から病院でも許可は出ました。

人間の子だってちょっと元気になれば大人しくなんて寝てなんかいないですよね。
なによりフラット自身が体重が増え体力がついてきたこと。これが一番大きかったと思います。

結局この病院には予防注射、狂犬病のワクチンを終えるまで通いました。しかしお散歩に出れるようになるまでには我家に来てから3ヵ月もかかりました。
一区切りついたと言う事もありこの後は以前より知っていた病院に通うことにしました。
もしもっと早く病院を変えていたらもっと早く治っていたかもとは思いますが今となっては分かりません。
ただ今でも、もっと早く変えてあげていたならこんなに長い事苦しませることは無かったのでは?と言う思いは今でもあります。

一区切りつくまではと思い転院出来ずに疑問を持ちつつ通っていましたが、我が子にとっても自分にとってもよくなかったと今でも後悔しています。今では疑問に感じた事は何でも聞くようにしています。それもしつこいくらいに。二度と同じ間違いをしないようにと。

納得がいかなければ転院も考える必要があるということを強く感じた出来事だったのです。

miyuさんの場合



ブログ( クッシング モモ )

(以下、原文のまま掲載させて頂きました。)
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【発症初期〜クッシング症候群と診断されるまでの経緯、現在の様子】 ※「モモちゃんの闘病記」にも同時掲載

3歳の誕生日直前、突然4本足で普通に立っていることができなくなり、毎年誕生日前後に受けていた健診時、肝臓病と膝蓋骨脱臼と診断されました。足のこと以外で気になる点はなく、突然のことに動揺しましたが、投薬を開始、数日後には手術そして2週間の入院。しかし退院後、ほとんど歩けなくなり、衰弱して下血が起こり現在の病院に駆け込みました。

歩行障害の原因究明のため、大学病院で脳のMRIも受けましたが、原因は不明、やはり肝臓も悪いとの診断で、ステロイドのよる足の治療もすすめられました。その後、皮膚のたるみや手術部位の脱毛などでホルモン異常を疑い検査したところクッシング症候群と判明。肝臓数値の上昇もクッシングによるものだとわかり投薬、処方食も中止。

症状にクッシングに典型的な多飲多尿も腹部膨満もなかったことから、確定診断に至るまで時間がかかりました。
現在はトリロスタンによるクッシングの治療と、免疫低下によって発症したニキビダニ(アカラス)の治療を受けています。


【後悔していること】

3歳直前のモモが、突然前足を下につけず、後ろ2本で立つようになった時、当然前足に何か異常が起きたのだと思いました。
獣医に「膝蓋骨脱臼で手術が必要」と診断されても、納得いかない気持ちもありました。
なのに、このままでは足が曲がると言われ
びっくりしてその場で手術を決断してしまいました。
高額な手術費用も2週間もの入院も、それが普通なのだろうと・・。

そこは生後2ヶ月からのかかりつけ医で他の病院はまったく知らず、膝蓋骨脱臼という病気も私は知りませんでした。もしセカンドオピニオンをとっていたら・・第一の後悔です。
術後の入院中、モモの状態はどんどん悪くなっていきました。

退院を申し出たこともあります、「足が腐る」「この子のために我慢したら」という獣医の言葉であきらめたのが第二の後悔。
あの時強引にでも連れて帰れば良かったと今でも思います。
退院後も状態は悪く、訴えても「足は治っている」というだけ、
衰弱しほとんど歩けなくなっているのに、どこかでまだ獣医の言葉に希望を持っていた自分を悔いています。

この病院で退院後のトリミング時、モモは興奮し突然の下血、その時も獣医は「脱水はないから大丈夫」と。この時やっと事の重大さに気がついて、翌日別の病院に駆け込みました。
これが第三の後悔です。
結局、歩行異常は脱臼によるものでは
なく、クッシングによる筋力低下、筋肉の萎縮か、または別の原因なのかいまだに不明です。

その当時は他に異常がなく、クッシングという病気にかかっていると判明する前の出来事とはいえ、飼い主の無知と、努力不足で愛犬に必要の無い手術を受けさせてしまったことは、今でもつらい思い出です。

???さんの場合


(以下、原文のまま掲載させて頂きました。)
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