動物の病気について



分かりにくい 内分泌の病気



・内分泌疾患=ホルモン分泌の異常
・ホルモンを分泌する主な器官は、「甲状腺」「副腎」
・「食欲がなくならない」(むしろ増進する)場合が多い


       甲状腺機能亢進症

       甲状腺機能低下症 
       副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群) 
       副腎皮質機能低下症
       糖尿病
       ※

初期症状の顕れにくい 肝臓の病気



・かなり悪化するまで「症状が出ない」という厄介な臓器
・反面、「再生能力」に長けている臓器でもあり、元に戻ることが期待できる
・肝臓疾患では、「腫瘍・炎症」「(中毒のように)肝細胞が破壊されるもの」・・という分け方ができる


       門脈シャント 
       腫瘍 
       




治療の困難な 心臓の病気




・「先天性」と「後天性」がある
・「弁の機能不全・形成不全」「動脈異常などによる血流阻害」「欠損(穴が開くなど)」・・が多い


先天性・・・心臓の生まれつきの奇形

       動脈管開存症 
       心房中隔欠損症 
       心室中隔欠損症 
       僧帽弁閉鎖不全症  
       肺動脈狭窄症 
       ファロー四微症  
       
後天性・・・正常だった弁や神経機能に異常が起こる

       僧帽弁閉鎖不全症 
       心不全 
       フィラリア症 






治りにくい 皮膚の病気



・環境、フードや水、体質が大きな要因
・治療には根気が必要
・安易なステロイドの服用は、医原性クッシング症候群(人為的なもの)になってしまう可能性がある


       アトピー性皮膚炎
       好酸球皮膚炎 
       





二度と再生しない 腎臓(泌尿器)の病気



・腎臓と泌尿器は非常に関連の深い臓器
・腎臓が悪くなると、尿に影響が出る
・腎臓は「一度悪くなったもの(細胞)は治らない」・・という恐い臓器で、完治には「腎移植」という高度な手術が必要
・遺伝体質によるものなので、「どんなに食事や生活面で予防しようとしても、発症する子は突然発症する」・・・


       腎不全(急性・慢性)
       腎臓炎
       腎臓結石
       






遅れている治療法 血液の病気



・他の分野の病気に比べ、治療法の確立が遅れていると言われている
・先天性と後天性がある
・ウィルス感染、ワクチン接種が引き金となっている場合がある


       免疫介在性溶血性貧血
       白血病
       猫エイズ
       

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