サイト作成の経緯とサイトの概要

「手遅れになってしまったら、どんな名医も治せない」


乙音の闘病は2ヶ月間でした。
発症する前は、まさか2ヶ月後に亡くなってしまうなんて、全く夢にも思いませんでした・・
「長生きしてね。まだ50年は生きてくれないとー」・・なんて、能天気に「妖怪になってくれ」・・と、バカなことを言ってました。。

発症初期は、私は獣医師のことばを鵜呑みにし、動物の病気を軽く考えていました。
動物診療は、人間と大して変わらない・・という感覚がありました。
「病院に行っていれば大丈夫」、そう思っていました。

けれど、乙音の病状は一向に良くならず、目に見えて悪化してきて初めて、
「獣医師を信用し過ぎてはいけない」「自分も勉強しないといけない」・・と気付きました。

けれど、時既に遅く・・・

大学病院まで行ったけれど、もう手術も出来ず、病気も確定することが出来ない(麻酔がかけられない)状態でした。
もし、もっと早い段階で、大学病院など専門医のいる病院へ行き、病気を突き止める(確定診断)ことをしていたとしたら、
結果は違ったか、結果は同じでも乙音の痛み・苦しみを最小限にしてあげることができたのでは・・と思います。


乙音を亡くしてからというもの、何をする気にもなれず・・
乙音のことを想って涙し、大きく肩を落としため息ばかりついていました。
「あの時ああしていれば・・」「何故、様子を見てしまったんだろう・・」など、自分を責めてばかりでした。
乙音に会いたくて、生きていた頃の乙音のことをブログに書き始めたのが、乙音が亡くなってから5日後のことでした。

以来、この1年、「助かるはずの子が、(飼い主の知識の無さで)亡くなる・・という不幸を無くしたい!」と思い、
私なりの反省や教訓、飼い主としてどうあればいいか・・など(かなり個人的な意見ですが・・)、
そして
       
       病気の早期発見・早期の確定診断・適切な治療

が少しでもできるようにと思い、病気関連の記事などをブログに書いてきました。
日々の楽しいことを綴ったブログではないだけに、記事が流れてしまうブログに限界を感じ、情報を探し易いHPを作ることにしました。



このHPは、乙音の看護をしていた当時に「自分が知りたかったこと」「こういうHPは無いの?」・・と思ったことを基本構成としています。
少しでも早く、他の飼い主の方に「気付いて」頂けることを目標としています。
ただ、間違った情報・偏った情報では、かえって不幸を冗長することにも為りかねないので、情報の信憑性には気を遣い、
また、他の飼い主の方のご意見・経験・知識を積極的に取り入れさせて頂きたいと思っています。
ご賛同頂ける方は、是非ご協力をお願いします。


一日でも長く、愛しい我が子と幸せに暮らせるように・・
このHPがその手助けになれることを夢見ています(笑)



※ なお、「動物」と謳っていますが、病気関連のことは主に「犬」を中心としています。(「猫」も少々)
  ただ、飼い主として我が子の病気にどう接するか?・・ということにおいては、共通する内容(飼い主の知識)を書いたつもりです。


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【当サイトのイラストについて】


各ページのトップ、虹の橋のイラストは、ボンさんに描いて頂きました。
イラストレータのボンさんは、特徴をとても的確に掴んだペットのイラストを描いて下さいます。
繊細なタッチのイラストも、POPな感じのイラストもお描きになり、「才能って、凄いっ!」と思います。

 ボンさんのHP ⇒         ボンさんのブログ ⇒ 

個人の方でもオーダーできますので、我が子のイラストを描いて欲しい方は是非!

                  イラスト製作依頼はこちら  オーダー


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【管理人haruのプロフィール】


昭和41年 ♂ 長野県生まれ  3歳までは名古屋市(中川区)に住んでいた(・・らしい。記憶なし)
現在は長野県在住、風光明媚(田舎とも言う)な地域、冬場は野生のキツネが出没 www・・
物心ついてからは、学生時代を含め長野県から出たことのない田舎者 www・・

パソコン・プリンタ・OA機器・車載機器・携帯電話・液晶パネル製造設備、アミューズメント設備・・などの
機構・ケース設計を本業としている。(・・今は)
以前、国際的な問題になった不正輸出(軍事産業)の商品開発に知らずに関わっていた。(ニュースで知り、ビビる・・)
理系の仕事だが、本人、文系人間だと思っている。

小学生の頃、近所の家で飼っていた犬(雑種:ロン)に異常な愛着を覚え、犬を飼いたいと親に懇願するが、
酔っ払って帰って来る度に、犬に吠えられまくりの父に反対され、断念・・
大人になったら、大きな白い犬(ピレネー犬)を絶対飼うゾと誓う。


妻と、「見に行くだけ」と誓って入ったブリーダーの犬舎で、私の靴紐にじゃれつき、
何故かトイレットペーパーを咥えて優雅に歩く春之進に一目惚れ(笑)。初めての家族。
1年後、留守番ばかりさせてしまう春之進を不憫に思い、相棒を探しに同じ犬舎に行き、
ケージの中で他の子を押し退けて、「あたちを見てっ!!」・・と猛烈アピールの乙音に即決(笑)


乙音の発症後、動物の病気について独自に学び、乙音が虹の橋を渡った後、
乙音の生きた証を残すのと、看護の後悔や得た教訓を他の子に生かして欲しいと願い、ブログを始める。(2006年4月30日より)

乙音の一周忌にあたる2007年4月25日、このサイトを(未完成ながら)無理やり公開



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